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奇跡 [中学受験]

あの受験の日々から一ヶ月以上がたちました。小学校の卒業式を前にして、やっと落ち着いてきた感じがします。
まずは奇跡のほうから報告します。奇跡を起こしたのは、三男でした。彼の第一志望は、ずっと前から長男の通っている学校でした。文化祭にも、体育祭にも行って、兄と一緒に通うことを目標に頑張ってきました。といっても、簡単に入れる学校ではなく、夏休み前のどん底の組分けテストの結果からするとサピの80パーセント偏差値で20以上も下回っていました。もちろん夏休みは猛勉強で、夏休み明けのテストで偏差値10ぐらい上げていくつもりでしたが、全然だめ。秋からのテストでも結果は出ず。四谷の合不合でも、第一志望に関しては可能性20パーセントしか出たことがありません。それどころか、最後のテストでも結局80パーセント偏差値に10以上足りないという、第四志望まで可能性30パーセント以下という普通考えれば絶望的な立場でした。
しかし、三男本人と私達両親は、第一志望に合格できると実は信じていました。本人の合格への執念と、算数と理科の実力、国語の過去問との相性、など行けると信じる要素は何個かありました。が、実は確信していた理由は、長男を入れたという実績からでした。
12月からは第一志望の算数の過去問を毎日、あとは漢字のでる順、社会の知識の総完成で苦手の克服をやったのですが、実はこの頃からやっとエンジンがかかってきたみたいで、特に冬期講習のころが一番勉強したのではないでしょうか。クラスは12月のテストの結果から、最後までほぼどん底のクラスだったのですが、それでもめげずに毎週上のクラスを目指して頑張っていました。
親の方は、第一志望の過去問の分析で、ちょっとだけ理科でヤマを張りました。一応、ヤマは当たったらしいですが、難しくて解けなかったと言うのであんまりプラスにはならなかったみたいです。
1月の最終週には第一志望から第四志望まで前年の分の過去問をといたのですが、どの学校も最低点を越えてほぼ合格者平均点まで達していました。もちろん、過去に解いたことのある過去問なのでなんともいえないのですが、このときには偏差値が10以上足りなかったことなどすっかり忘れてしまいました。いま思うと、この時点で実力的には偏差値で5,6は上がっていたと思います。
2月の本番では、初日から合格を勝ち取り、第三志望を落としてしまいましたが、奇跡の第一志望校合格となりました。ここでは奇跡と書きましたが、実は奇跡だとかまぐれだとは全く思っていません。第一志望校の過去問にチューニングした訳でもありません。第二志望にも第四志望も、決して安全校ではなかったにもかかわらず合格しています。塾のテストがある12月までに、本気モードに入れなかっただけでした。
三男の実力を私はある程度、把握していたつもりです。特に、2年前の長男と比べて、出来ていることと出来ていないことを、きちんと把握していたつもりです。実は社会は間に合わないと感じたこともありましたが、なんとか足を引っ張らない程度には最終的にはなりました。ちょっと最後はハラハラしましたが、三男に関していえば完璧な勝利だったでしょう。
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2005、2007終了

合格おめでとうございます!
やりましたね〜
最後まで信じてご努力された結果と拝察いたします。

やっと一段落ですね。
本当に長い間、お疲れさまでした。





by 2005、2007終了 (2010-03-14 11:12) 

sud

2005、2007終了さま
ありがとうございます。
長いようであっという間に終わってしまった感がありますが、一応3人とも合格を勝ち取りました。もっともっと出来たかもしれないとのちょっとした後悔もありますが、その思いは4年後と6年後に向けての糧としたいと思います。
長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
by sud (2010-03-17 00:26) 

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